支部長対談 大畑慶高×岩間真太郎

大畑・岩間

「努力すれば強くなれるんだ」と身をもって学ばせてもらいました

15もの道場を構える空手道禅道会中国広島支部を統括する岩間真太郎支部長。小沢隆首席師範の一番弟子として過ごした内弟子時代のエピソードから、長野支部長兼広島支部長として活躍する現在の事まで、余すことなくその人物像に大畑副編集長が迫る!

山を登っていくうちに、だんだん見える景色が変わっていきましたね。

空手を習い始めた当初は、まだ体力が無く、体も出来ていなかったので、練習はキツかったですねぇ。小沢先生からは「努力することが大事だ」「努力するればだれでも強くなれる」と言われましたが、当時は「武道をやる人はもともと強い人たちがやっているんだ」「稽古は大変だしきついから自分はせいぜい普通の人より強くなればいい」と思い込んでいました。でも目の前のことをクリアしていくうちに、だんだん見える景色が変わって、一つ一つ壁を越えてきたと。

大会運営と共に、支部も大きくなっていったように思います。

一番勉強になったのは大会運営なんですよ。理想を大きく持ちすぎて細かい準備がついていなかくて痛い失敗したことが何度もありますが、一つ一つ作り上げていって大会運営と共に、支部も大きくなっていったように思います。

岩間真太郞(いわま・しんたろう)
1969年長野県飯田市生まれ。
高校時代より空手を始め、10年間の内弟子修行を経て、1999年に長野県長野支部長に就任。長野支部長時代は全日本大会開催運営の実行委員長として、テレビ局の禅道会ドキュメンタリー番組制作とマッチし、大会場の長野五輪記念施設での開催を多数プロデュースする。長野支部道場生600名を指導。
2009年に長野支部長と兼任する形で中国広島支部長に就任。現在中国広島支部300名の指導にあたる。
特定非営利活動法人 日本武道総合格闘技連盟 副理事長 / 空手道禅道会 長野支部支部長 / 中国広島支部支部長。